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ここ数年、とても気になっていたこと・・・
2007.07.02

人間による文明社会の繁栄とは、地球の存亡の危機を招く環境破壊を比例して進めてきたことが明確になるにつれ、その深刻な将来像が問題視されている昨今。これまで何の疑問もなく便利に使ってきた道具は、衣、食、住のすべてに共通する化学による文明だ。

特に自動車は、プロレーシングドライバーとして長く生活してきた僕にとっては、非常に残念なことだけど、地球環境に大きな負担を掛けていることは明確な事実である。僕は、幼い頃に抱いた夢を実現できた、生活の基盤を築いてきただけに残念だし、その、問題に気づいた今、レースに参加する気はなくなってしまった。

地球温暖化によって、生物の生活基盤の崩壊が始まっている。僕が今とても気になるのは、環境の変化の理由と対処方法を知りようのない、人間以外のすべての生物達です。彼らは、理解できないのです。ただいたずらに翻弄され、苦しみ、絶滅の危機と背中合わせに暮らしているのです。

写真のシロクマも例外ではありません。北極に生息する彼らは、温暖化による氷の縮小化によって、餌となるアザラシを取ることが出来ないばかりか、衰弱した多くの小熊が、薄く割れやすい氷の狭間で水死する事故が後を絶たないとのこと、このままでは動物園でも大人気のシロクマがいなくなってしまう!何かをしなければいけない。

今自分にできること、それを考えました。ドライビングスクールの開催もその一つの答えです。当日は、思いっきり走るカリキュラムももちろんありますが、省エネルギーを考慮した運転技術のレクチャーを取り入れました。目玉は、エコレース(参加無料)です。これはスピードを争うのではなく、エコドライブテクニックを競います。運転初心者にも優勝の可能性はあります。優勝商品はヨコハマゴム協賛によるタイヤ“ECOS”のセットです。当日のイベントは皆様に喜んで頂けるように僕も頑張ります。まだ若干名ですが受講生の募集もしております。ご参加お待ちしております。(詳細はお知らせのページをご覧下さい)

polarbear

こんな北極グマの親子がいつまで見られるのだろうか